東葛地区懇談会(柏市)

須藤シンジ氏を講師に「障害者の社会参加とまちづくり ~意識のバリアをはずしてみよう~」というテーマで講演会を行いました。息子さんが脳性麻痺で出生されたことにより「街を媒体としながら、違いを持った人たちが街の中に混ざっていることが当たり前に習慣をつくっていこう」という活動をする選択をしました。ステレオタイプの学校教育で障害児と接触することがなく、障害への理解が進まずにいたと考え、お互いに相手をよく知ろうとする努力やちょっとした我慢が大事だということです。障害者当事者や家族からは陳情が一般的でしたが、これからは地域に何があり、何ができるかを考えていくことや楽しんでいる姿を見てもらうことが大事なのではないでしょうか。

<東葛地区懇談会参加者のアンケート回答>(参加者117名、内64名がアンケート回答)

参加者それぞれが考える“共生の街づくり”や感想・印象に残ったこと…同じ障害者の親とは思えないほどの意識の高さに驚いた。/「福祉は楽しい」ということばとポジティブな思いに圧倒。/地域社会のバリアを外すための発想力、勇気と行動力に感動。/常識の塊の体に一石を投じられた。/自分達の育成会で実現可能かという大きなヒントでもあり、反対に課題をもらった。など(一部抜粋)

これをきっかけに共生の街づくりに新しい視点で取り組みができたらと願っています。次回は習志野市開催です。

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