市川市総合防災訓練(要配慮者参加型避難所開設訓練)福栄中他 

福栄中学校の体育館では、避難所開設訓練が行われ、広尾防災公園では警察・消防・自衛隊による避難物資搬入訓練がありました。福栄中体育館の受付では一般の方と要配慮者の二つのテーブルが設けられ、要配慮者への誘導も言葉とパネルに書いたものをかざして誘導するなど、前回の反省が生かされて解りやすくなっていました。目の前でパーテーションによってプライベート空間が作られていく様子や、別会場の広尾防災公園の様子をドローン中継でスクリーンに映されるのを見ることができました。校庭では、地震や煙の体験車両や自衛隊の入浴支援(ただし、訓練のため足湯のみ)、特殊車両の展示や炊き出し、スタンプラリーもあり、楽しく見て回れる企画になっていました。昨年度に引き続き福祉避難所の開設があり、初めて要配慮者移送訓練もありました。今回の訓練では説明や誘導を文字で知らせたり、障害や支援内容を書き込む用紙もわかりやすくなるなど改善も見られたので、参加し経験して私たちの想いを伝えていくことが大切だと思いました。

福栄中会場 参加者感想 

親の会のSOSの災害バンダナを息子のリュックに着け、親子参加しました。ペット同行避難訓練のブースで、騒々しい訓練会場の雰囲気にペットが吠えていましたので、苦手な息子は逃げてしまい人混みを追いました。本当の避難だったらと思うと血の気が引きますが、説明でペットも避難することを理解できたのは収穫です。また、途中バンダナを落としましたが、拾って下さった方々に質問を受けるなど思いがけずバンダナ啓発もできました。スタンプラリーの景品の「備えポーチ」もいただき、貴重な体験ができました。

福祉避難所 参加者感想 

福祉避難所は、福栄老人いこいの家でした。室内には3つの仕切りの中に、それぞれ段ボールベッドがあり、広くはないですが静かで落ち着いていました。看護師と面談の練習をしましたが、相手が一番知りたがっていたのは、既往歴、発症の有無、発作の有無、薬についてでした。福栄中から、3回福祉タクシーで輸送の訓練をしていました。

Follow me!