全国育成会第7回権利擁護セミナー

11月29日木曜日、千葉市文化センターにて。参加者約200名(内、市川21名)
「意思決定支援を考えよう」という難しいテーマでしたが、登壇者それぞれの視点で具体例を交えての話は、とても分かりやすかったです。
登壇者は、日本社会事業大学准教授の曽根直樹様、強度行動障害者の支援で有名な法人はるにれの里の中野喜恵様、ふじさわ基幹相談支援センター所長の吉田展章様、千葉県の中核長生ひなた所長渋沢様、埼玉育成会副理事長の高野淑恵様、コーディネーターに関哉直人弁護士、そしてキャラバン隊「空」でした。
いくつか心に響いたポイントは・・・「誰にでも意思がある」「意思の決定が目的ではなく、そこに至るまでのプロセスが大事、つまりは本人を知ること」「言葉のない重度の方の場合、その人の好き嫌い・表情・感情・行為などを日々の生活の中から拾い集め、またこれまでの生活史も知って、根拠を明確にしながら、本人の意思を推定していけばいい」「ストリングス視点(できること・好きなことに目を向ける)」「居心地のいい環境を整える、認められてこれでいいという体験を重ねる支援」他にも多くのヒントをいただいたセミナーでした。

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