【特例子会社見学】リクルートスタッフィングクラフツ 浦安事業所

11月16日(木)特例子会社 リクルートスタッフィングクラフツ 浦安事業所の見学に行って来ました。
当日、武蔵野線が遅れるトラブルがあったにもかかわらず、一人の遅刻、欠席者もなく、総勢31名の参加となりました。

浦安事業所は舞浜駅からバスで10分程、静かな海の見える、浦安市の複合施設内にあります。
酒パックなどのアルミパック紙を再利用して紙を漉き、卓上カレンダーやメモカードなどのステーショナリーを製作しています。製品は親会社が買い取り、ノベルティーとして使用されているそうです。
作業はアルミを剥がす作業から紙漉き、デザインのハンコを押す作業まで全て手作業。重度の方でも取り組めるよう工程を細分化し、色テープなどを使用して具体的に分かるよう工夫がなされていました。ライン作業なので、皆さんの連携が大切との事でしたが、手際よく一人一人が自ら動き、真剣に作業に取り組んでいらっしゃいました。
特に検品作業では、私には見えないくらいの、ほんの小さなゴミも見逃さず、一切の妥協のない仕事に感動をしました。

サポート体制は、メンバーさん6,7人に対して1人のサポーターが付き、支援をしていました。所長さん以外、サポーターの方は全て子育て経験のある女性です。作業担当、生活担当のサポーターがそれぞれ、毎日作業後に1日の振り返りを行う他、定期的に障がい者支援センターとのケース会議も開いているそうです。多くの人に関わって頂き、何かあった時にも補えるよう、繋がりを大事にしているとの事でした。

採用についても多くの質問に丁寧に答えてくださいました。
働くために必要な事として、終日の立ち仕事に耐えられる体力、働く意欲、また生活基盤が整っていて、身辺自立ができている事などが望まれるそうです。
技術や能力ではなく、他人に迷惑をかけない事や集中力、根気強さが大切。指導や注意をされることが苦手な子ではなく、根気を育ててくださいとの事でした。
また、普段からお手伝いをしている子は体の動き方が違うそうです。「教えてあげれば、能力があったりするので、家庭でも多くの機会を与えてください」という言葉が痛切に響きました。

今回の見学では、大人数にも関わらず、多くの質問にも快くお答えして頂き、リクルートスタッフィングクラフツの方々のお陰でとても有意義な見学会になりました。
実際に見学に行き、肌で感じる事の大切さを改めて思う見学でした。(特学父母会代表)

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