渡部伸氏講演会 障害のある子の家族が知っておきたい『親なきあと』

1月28日土曜日、ひろプロ&親父の会共催で渡部伸氏講演会 障害のある子の家族が知っておきたい『親なきあと』を勤労福祉センター本館大会議室にて開催いたしました。
参加人数は73名。お父さん向け講演会の最高人数でした。内訳は学齢41人、成人27人、保護者以外5人です。
今回は司会進行、挨拶、講師紹介すべてを親父の会の皆さんにお願いしました。
未就学から高齢のお子さんまで、どんな年代でも「親なきあと」は重い問題ですが、成年後見人や福祉型信託制度、グループホームと盛りだくさんの話題にぐいぐいと引き込まれ、あっというまの2時間でした。

渡部先生からのメッセージは、1.社会と接点を持つこと。2.状況はよくなっていると気楽に構えること。3.でも最低限の準備はしておくこと。4.最後には「いざとなったらなんとかなる!」
この言葉に皆さん一様に「来てよかった」という表情で帰途につかれていたように思います。講演会後の懇親会も大盛況でした。アンケートにも「将来に不安がないとはいえない中、今現在何をすればいいのかヒントをいただきました」「心労が減りました」とあり、今回の講演会開催の意義があったと感じました。

参加者の感想「今回の講演で先生がお話しくださった話の大きな柱は、「親なきあと」に「お金をどうやって残すのか」、「お金をどうやって管理するのか」の2本で、それを実現していく為の現行制度の内容を実際にあった事例の話を交えながらお教え頂きました。私の子供は現在小学3年生です。まだ「自分が死んでしまったあと」は具体的にイメージできないのですが、今から家族で「その時」がきた場合のことを話し合っておく必要があるなと思いました。また、渡部先生は「社会と接点をもっておく」ということがとても大事だとおっしゃっていました。学校や親の会の活動を通じて、自分や子供が誰かに相談できる環境を維持していこうと思います。」

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