第1回 だれもが住みやすい街づくりフォーラム from 千葉

1月20日、千葉市ハーモニープラザ 男女共同参画センター3Fホールにて開催されました。
主催は、NPO法人ぽぴあが呼びかけた有志による実行委員と県育成会事業所協議会です。テーマは「共生社会にむけて~あの歪んだ障害者観はどこから来たのか~」。最初に、全国手をつなぐ育成会連合会会長久保厚子氏が相模原市やまゆり園事件を説明し、全育成として考えること・行動したいことなど話されました。続いて、愛知教育大学増田樹郎名誉教授が講演されました。当事者・支援者によるシンポジウムと会場との意見交換も行い、会場全体がテーマについて真摯に考え行動しようと思える場となりました。参加者は120名余、市川からは10名が参加しました。

 ~参加しての感想~
 全世界に衝撃が走った「相模原障害者施設殺傷事件」から半年を前に、このフォーラムは参加者の胸に「今、
 私達に出来ることは何か」を問う機会を与えてくれました。久保厚子会長は「マイナスな出来事をプラスに変えて活動しましょう!」と呼びかけられ、基調講演の増田樹郎氏は「共生」は元来「ともうみ」と読み【何か新たなことが生まれ出る】意味である旨を説かれました。午後の会場からの1分間リレートークでは数名の未就学児の親御さんの事件への痛嘆発言もあり、彼女達のお子さんが成人する迄には共生社会が理念では無く、地域の隅々にまで根付けているように各方面へ働き掛けてゆきたいと強く思いました。

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