成年後見セミナー「今だから聞きたい 後見人の役割は?仕事は?」

平成27年11月19日木曜日、男女参画センター7階研修ホールにて、成年後見制度の研修会が開催されました。

主催は市川市、市川障害者権利擁護連絡会、市川市社会福祉協議会です。
市川手をつなぐ親の会は市川障害者権利擁護連絡会(市川障害者権利擁護連絡会は、2010年(平成22年)に、判断能力が不十分な人たちの市川市内の家族の会4団体および各関係機関により結成されました)の1団体として協力しました。

セミナー参加者は104名。関係者を含めると120名となりました。

成年後見制度が始まって 15 年。この制度が今、どのように活用されているのか語り合いました。
市川市社会福祉協議会後見相談担当室本多真道氏から「成年後見制度と福祉サービス利用援助事業について」の説明の後にシンポジウム「今だから聞きたい 後見人の役割は?仕事は?」です。
シンポジスト、回答側は弁護士の佐藤彰一氏、司法書士の酒井伸明氏、社会福祉士の西沢将行氏、江戸川区の区民後見人の峯岸和英氏。
質問をする側は、市川障害者権利擁護連絡会、市川市自閉症協会、心の健康を守階家族会松の木会、市川手をつなぐ親の会の保護者代表の三名。コーディネーターは社会福祉協議会の山崎泰介氏です。

シンポジウムは質問を保護者側が投げかけ、次々と回答していくQ&A方式の構成でした。
質問はスクリーンに映し出されました。

質問内容は、
「どのタイミングで成年後見人をつければよいか」
「本人が後見人を付けることを納得しない場合は?」
「法人後見のメリット、デメリットは?」
「後見人が判断に困った時はどうする?」
「後見人の不正防止に関する取り組みは?」
「本人に対してどのような対応をしているか?」
「後見人を変更できるのか?」
などなど
保護者の視点で、誰もが知りたい内容ばかりでした。

成年後見人と一口に言っても弁護士、司法書士、社会福祉士、市民後見人での違いがあることもよくわかり、今回のようにそれぞれの立場の後見人の方々が一堂に会したシンポジウムはとてもわかりやすく、有益なものとなりました。

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