第54回 手をつなぐ育成会 千葉県大会

7月4日千千葉市文化センターにて、第54回葉県手をつなぐ育成会 千葉県大会が開催されました。 大会スローガンは「ここで暮らし続ける」です。
千葉県健康福祉部部長 横山正博氏による講演「みんなでつくろう!千葉の障害者の未来」がありました。
「障害のある人もない人もともに暮らしやすい千葉県づくり条例」が成立したのは、平成18年10月11日。翌19年7月1日に施行されました。
障害のある人への差別を解消することを目的に制定された全国初の条例です。障害のある人にとって暮らしやすい社会づくりは、すべての人々の仮題です。

この条例の3つの特徴は

① 官民協働による計画の実行体制を確保 ②当事者のニーズを中心に置き、制度の壁を越え、隙間を埋める施策をも明記 ③県のみならず、市町村、民間事業者、国が取り組むべき施策も明記

条例づくりのタウンミーティングでは、県内30ヶ所以上で3,000人位上の県民が参加しました。

条例では、なくすべき「差別」を県民共通の目標として、

①障害のある人に障害を理由として他の人と異なる不利益な取扱をしないこと ②障害のある人の社会参加を阻む障壁(バリア)を解消すること

と、明確化しました。

12年前のことなので、当時を知る人にはとても懐かしく感じたことでしょうし、当時を知らない人には、千葉の官民が一丸となって条例を作り上げたことに驚きと感動を生む、心あたたまる講演となりました。

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