【勉強会】地域生活サポート委員会「咲楽苑ショートステイ利用状況から見えてきたこと」

一路会の咲楽苑の嶋田施設長をお迎えし、咲楽苑ショートステイが開設から二年経った現状と今後に向けてというテーマでお話をしていただきました。
ショートステイを好きな利用者さんは極わずかで、どの方も家が一番いいと思っているということを強く感じたとの発言は印象的でした。
そしてショートステイというものは保護者、日中の通所先、ショートステイの事業所の三者のコミュニケーションがとれていないと、本人の負担を伴うということになりかねないということを力説されていました。

咲楽苑のショートステイの特色は
1.地域生活支援の中の一つのサービスとしての位置付け 
2.グループホームのつなぎ役
3.緊急時対応 
4.家族支援の4つにあります。
ショートステイ利用を考える時、相談支援専門員は家族の代弁者ではなく、ご本人の代弁者であることが大切であり、利用目的を見定めて適正利用して欲しいと言われていました。

質疑応答も活発に行われました。
 問1)日中活動の事業所への送迎についてはどこがやってくれているのですか?
答)いちばん星は送迎してくれていますが、いちばん星以外は、CANを含め、一路会で送迎をしています。
 問2)緊急で利用することになった時、契約をしていないと利用できないのですか?
答)ショートステイの受給者証を取っていれば後からの契約でも大丈夫です。

保護者としても、通所先等の身近な支援者や相談支援専門員と相談しながら、本人を中心に、よりよい利用を考えていきたいと思いました。

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