1月16日水曜日、市川市歯科医師会総務担当理事障がい者歯科担当　ヒロデンタルクリニック医院長　浜田寛先生による「安全な食事に必要な基礎知識」というテーマで、実際に水を飲んだり食べ物を食べたりしながらの実習形式で行いました。

人が生きていくためには「食べる」ということが必須です。まずはお口の機能を知り、「咀嚼」「飲み込む」とはどういうことかお話がありました。
そしていよいよ「実習」。二人一組になり①コップの水を「上を向いて」「口角を開いて」「連続で」飲ませてもらう。②ヨーグルトを「舌の上に置いて」「上前歯の裏にこすり付けて」「スプーンを下唇に置いて」食べさせてもらう。③柔らかいお餅を「舌でつぶして食べる」④クッキーを「かじって一口量を確認」「砕いて丸呑み」⑤左手で食べる。など、実際に飲食してみることで、介護されるということや、ペースト食、刻み食はどういうものかということを経験しました。窒息事故を起こさないためには「姿勢を良くする」「よく見る」「１口を少なく」「よく噛む」事が大切だということを、身を持って知ることができました。

毎日の当り前の「食事」ですが、ただ食べているだけでなくいろんな条件が良い状態になって初めて美味しく食べられる、ということが解り、最後に浜田先生からの「いちばん大切なのは『楽しく食べる』ということです」という言葉を聞いて、皆さんうなずいておられました。楽しい先生のお話と実習で、とても和やかな勉強会になりました。

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