講演会報告「障害のある子の性を考える」

令和7年11月21日(水)10時~12時、

全日警ホール第3会議室にて「性の講演会」を開催しました。
テーマは~障がいのある子の性を考える~ 子どもの健康と権利を守る包括的性教育
について として、講師の先生は親の会では初登壇となる まつしま病院ユースウエ
ルネスKuKuNa室長 幸﨑若菜氏をお招きしました。
今回は市川市教育委員会にも後援をお願いし、親の会会員に加え市川市内小中学校の
知的支援学級、及び特別支援学校の保護者すべての方にご案内をさせて頂き、おかげ
さまで多くの申し込みを頂き、当日は65名の方にご参加頂きました。

最初に日本の10代の子ども達を取り巻く性被害の現状について、万が一子どもから
性被害を告白されたときの具体的対応等も伺いました。大人が正しく学び、情報をア
ップデートしていく必要性を強く感じました。
プライベートゾーンは自分だけの大事なところ、自分の境界線は自分で決める事がで
きる。相手の境界線を侵害しない。同意を取るときに大事なこと等もお話頂きました。
事前質問にも丁寧にご回答頂き、自分自身の対応が間違ってなかったと安心された方
も多かったようです。

〈アンケートより〉
・障害児者の親としてでなく、社会に生きる大人として、知っておくべき性に関する
社会問題から、障害児者の性に関する課題への対処法など幅広く教えていただきまし
た。
・貴重な機会をありがとうございました。内容が多岐に渡り、理解しきれない部分も
ありましたが頂いた資料と合わせてもう一度考えてみたいと思いました。最後の「お
母さんも分からないから一緒に調べようで良いんですよ」の言葉に心が軽くなりまし
た。

※今回会員外の方にもご案内する機会を頂き、親の会のことを知って頂くことができ
ました。ただ、想定以上のお申し込みを頂き、期限前にお申し込みを締め切らざるを
得なかった点、大変申し訳なかったことお詫びいたします。

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